やっぱりアクリル絵の具が性に合ってしまっている話
アクリル絵の具の表現力は無限大
と言っても過言ではない。
特に速乾性と汎用性のアドバンテージは計り知れない。
油絵的表現(あくまでも的ですが)はもちろんのこと、様々な表現に対応できるところが気に入っているところでしょうか。
その辺の利点については他のユーザーさんやメーカーの説明におまかせして。
私はこう使っています。
最初は油絵の具と違い、塗る前と乾燥時の色の変化に違和感を覚えましたが、すぐに慣れて複数の油を用意せずとも水だけで描けるメリットは大きかった。
そして持ち前の速乾性から立体表現にも使える、骨材さえしっかりしていれば彫刻もできるんですね。
これはもう「ミクストメディアの入り口に半分片足つっこんだな」と…
ただし保管場所に困ることは過去の記事をご覧いただくとして。
その「様々な表現ができる」と確信した頃にはもうコンピューターグラフィックが定着してきていて、「彫刻のコンセプトはパソコンで」「実物の作品は外注に発注」というフローがメジャーな作家さんにはいらしたようでして。
立体構成や彫刻の作品を自分の作業時間ではとてもではないけれども数量ができない、そう諦めていました。
その問題をアクリル絵の具はほぼ解決したのは言い過ぎではないでしょう。
そうあの若い頃には…
今ではPCの中にコンセプトのみが溜まっているわけですが。