ヨシノスケ

ヨシノスケのアート活動記録

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

人生そのものがギャンブルになったアホな話

私は、ギャンブルが嫌いです。 やりません。かと言ってギャンブルを否定するつもりはありません。 ただ冷や冷やするのが嫌で心臓に悪いからです。 しかも基本ケチなので… 若い頃、売れたい一心で活動していました。 でもダメでした、芽吹きませんでした。 種…

アートとデザインの違いと向き不向き

今まで勘違いしてました。 「アートとデザインの違い」については、それぞれのご意見や辞書を調べていただくとして。 私はデザインの仕事をしていたことがあります。 しかし長続きはしませんでした。それは何故か? 利益を確実に出す。(赤字を出さない) 生…

この瞬間があるからこそ楽しい

制作の途中に瞬間的に「作業」から「瞑想」に切り替わるときがある その時は疲れや時間の関係なくいつまでも続けられる感覚に陥る。 ただ楽しい時間はいつまでも続くわけではなく、 制作も行き詰ったりもする、そういう時は休憩が大事。 おいしい時間は限ら…

文化の違いと時代の違い、それはちょっとつまらなくなった話

海外ではスケッチを気軽にする習慣がある。 とても楽しそうで道具も進化している。 道具を自作したりアレンジしたりして、いつでも描ける状態にして尚且つコンパクト。 昔の日本でも落書きの文化はあったそうで、 矢立 といった携帯筆もあった。(今で言う筆…

トライアンドエラーで良い作品への確立を高めてみる

とりあえず「やってみる」が大事 よく良い作品は時間をかけたら良いとか言われるが、 時間をかけら作品を「良い」と言われた経験はない。 作者にとって表現方法の合う合わない、特性もあると思いますが。 トライアンドエラーアンドトライ まず行動することが…

スモールステップから本番の制作

いきなり大きく描けますか? 私はビビりなので小さい絵から始めます。 そこから大きな本制作に入ります。 同じ絵を大きく描けない方はこうしたらどうでしょうか? いきなり良い構図、テーマはできないと思って、習作・スケッチの時点で こりゃああかんと思っ…

たくさんの作品を制作することの意味とは

良作は99%の失敗と1%のひらめき そんなに極端でなくても、「死ぬまでに1枚できりゃええ」では、ちょっと寂しい。 「納得すると成長が止まる」とか、時間は有限なのだ。 スモールステップで成功体験を少しでも多く経験することが大事。 自信のある作品が評…

画材の選択が後の人生を変えるかもしれない話

よく「ゆくゆくは油絵をやりたいんですけど」 老後や定年退職後の趣味として油絵をやりたいと相談を受けたことがあります。 私は答えにくい質問だなと思うのですが、相談者にこう聞きます。 「油絵は時間かかりますよ、大丈夫ですか?」 と丁寧な言葉で半ば…

好きな作家は結果を出せる人

「好きな作家(アーティスト)はだれですか?」 いろいろと浮かびますが、 私は生きている間に「しっかり儲けたアーティスト」が好きです。 どんなに話題性や芸術的価値があろうとも生きてる間に食べていける収入が入らなければプロとは言えません。 よく言…

自分の色

「色がいいね」 学生時代に印象的な言葉の一つでした。 色=独自の色彩とも言い換えられるのかな。 得意な色の使い方をすると言われた言葉。 それは白黒のデッサンの時も使われる。 これは「わけがわからん」と思った。 「色が無いのに色がいいとはこれ如何…

ガクブチ

「これパパやねん」 と言って落書きを見せる娘。 それは絵画的に見ると稚拙で技術も何もない表現だ。 どんなに良いガクブチに入れても活かせない絵。 チラシの裏に描かれたその落書きは私にとってただの落書きではなく、 愛のいっぱい詰まった作品であり、 …

描くのが恥ずかしい

よく下手だから恥ずかしいと言う人がいる。 「下手でいいから描いてみて」と言うと「嫌や」と… 表現とは魂の一瞬の発露であり、人格の一面であり、その人の全てではない。 文字や言葉も同じ「表現手法」の一つ。 子供の頃にバカにされて「描くことが嫌」にな…

すぐあきる

作品の風合いを「作風」というが 私は安定した作風がない。 「なんでもやってみる」と言って色々やってみた。 本当は飽き性で突然「もうええわ」と休止した。 あらゆる意味で限界だったのかもしれません。 「所詮一人でできるものの限界はある」と気づくのは…

「描けばええ」ってもんでもない

なんでも手を動かす、 なんでも作れる そうしているとあっという間に時間がなくなっていた。 アイデア→作品→アイデア→作品… とサイクルは理想的だが、休憩も必要なんだと思う。 プロセスは様々なアート 結果が全部中途半端になってしまう、 なんでも作るとい…

うまい人

自分より絵が上手な人はたくさんいらっしゃいます。 学生時代にも同級生でやばいくらいに上手い人がいたな… 今もプロで続けている人も何人かいる。 最近、ネットで見てたら世界中にプロアマ問わず、 上手い作家さんがいはるんやなと… つくづく自分の未熟さに…

流行り廃り

アートの世界 も流行り廃りがあるようで、若い時は少しでもその潮流をキャッチしようと、 あくせく情報集めなどをしていました。 滑稽ですね。 その時間を制作にもっと使えたはず。 もはやそれは「自分の作品ではない」ことに当時は気づきませんでした。 今…

美学

「こだわり」についてよく聞かれる。 これはどんな「こだわり」の元に作ったのですか? こだわりはなんですか? それに加えて色は?テーマは?得意なものは? 答えは「あんまり…」 ブランクが長すぎて「こだわり」や「自分の色」を忘れてしまいました。 それ…

自己中

苦手なものは自己中になること。 作品にとって自己中心的な考えから始まるものを「種」とすると、 その種から様々な衝突が生まれることがあります。 それを「芽吹く」という過程とすると、 さらにその作品は意味あるものに昇華し「花開く」 ということになる…

アートの価値

値段?美しさ?斬新さ?歴史? 大衆に認められるのも大事、コレクターに受け入れられるのも大事、 何より作家が作り続けて期待に応えることが大事だと思う。 価格や評価、歴史に残るかどうかは自分では決められない。 作家であり続ける、作っていくための強…

自分らしさ

一見、几帳面な制作をしますが… 私はズボラー、妻には「片付けて」と言われるが片付けられない、 ピカソはたくさんの作品を残しましたが、手を絵具で汚すことはなかったそうです。 私は何もしなくても、何かしら汚れている。

お笑い好きが自分を救った

10代からお笑い好きになって… 関西のボケとツッコミ。 京都に住んでいたけどボケ体質が性に合った。 今はこれが「作品に活かせたら楽しいだろうな」と 楽しさのない苦痛でしかなかったあの頃とは違っていることに気づいた。 「お笑い」ありがとう。

だけどいつもエネルギッシュではない

本当に限られた創作タイム しかし気持ちがのらないこともある。 子供も薄い反応が返ってくる。 「これ何なん?」 「ま・それでもええか」と許せる自分になった。 許せるようになると今度は心が自由になる、 自由になると面白さが前より増している。 また創作…

思いは大事

アートがダメだとは思いません。 作品に魂がこもっていれば、上手かろうが、下手だろうが素晴らしいと思います。 私の作品に欠けていた大切なものは「つながり」だったのかもしれない。 それも「負」ではなく「和」。 いや、たまに「負」でもいいか「負」×「…

失敗よりも

失敗が怖くて仕方がなかった。 創作するにもいつも二の足を踏むことが多々あった。 しかし今はそんなプレッシャーとも無縁になってきました。 失敗したなと思って子供に見せても笑ってくれる。 それを見て私も笑っている。 それで充分。

子供の反応はピュア

「教えるより教えあう」 「伝えるより伝えあう」 アートを媒介にして子供とコミュニケーションを取る。 反応は様々で面白く、楽しいものにしたい。 ただ反応を気にし過ぎると、不自然なコミュニケーションになることは、 普通の会話と同じだと感じます。 さ…

行動してみる

そこで私は… もっと気軽に始められるテーマを考えました。 そして、描いてみた家族のイラスト、家族は大喜びでした。 「こんなんでええんや…」 「鯉のぼりと家族」 (鯉のぼりが壊れて急きょ作った) この楽しさは家族と共有できるもの、 若い時の小難しいア…

気づき

それは子供の落書きがきっかけでした。 乱雑に並べられた無数の丸の集合体。 それを満面の笑みで「パパかいたの」と言う娘の仕草がかわいく思えたが、 「パパはそんな丸なんか?」とツッコミたくなった。 だけど「自由やな」と感じた瞬間、ハッと気づかされ…

挫折(King of ZASETU)

もうだめだ 「なんも言えねえ」「生活できんわこれ」とあきらめ、 たくさんの言い訳を考えて、半ばアートから逃げるように就職し、 ごく普通の会社員になりました。 紆余曲折あって結婚し、3児の父となり、 子供とのちょっとしたきっかけで、 忘れていたアー…

「小難しい時代」

10年以上も前のお話 私は小難しいテーマのもと、小難しい作品ばかりを作っていました。 一方的で、見ていてマニアックで理解できない。だれも分からない。 自己満足なので、まるで売れないお笑い芸人のようにアート活動をしていました。 小難しい時代のなん…