描くのが恥ずかしい
よく下手だから恥ずかしいと言う人がいる。
「下手でいいから描いてみて」と言うと「嫌や」と…
表現とは魂の一瞬の発露であり、人格の一面であり、その人の全てではない。
文字や言葉も同じ「表現手法」の一つ。
子供の頃にバカにされて「描くことが嫌」になった方もたくさん居ます。
私もその一人でした。
今、私は「上手だ」という書き方をしてますが、
当時と比較してマシにはなったかなとは思います。
クラスに一人はいた上手な人がうらやましかった。
絵は好きなのに
「上手く描けない=表現できない」
とはならない、
下手な絵でも笑ってもらえる人が居る。
それで充分なんだなと思う。
すぐあきる
作品の風合いを「作風」というが
私は安定した作風がない。
「なんでもやってみる」と言って色々やってみた。
本当は飽き性で突然「もうええわ」と休止した。
あらゆる意味で限界だったのかもしれません。
「所詮一人でできるものの限界はある」と気づくのはだいぶあとのことになる。
今は表現を絞って様々な人と交流しながら深めた方が価値的だなと思った。
でもなりふり構わなかった若い頃の自分は、
それはそれでいい経験だと思う。