ヨシノスケ

ヨシノスケのアート活動記録

文化の違いと時代の違い、それはちょっとつまらなくなった話

海外ではスケッチを気軽にする習慣がある。

 

とても楽しそうで道具も進化している。

道具を自作したりアレンジしたりして、いつでも描ける状態にして尚且つコンパクト。

 

昔の日本でも落書きの文化はあったそうで、 

矢立 といった携帯筆もあった。(今で言う筆ペン)

 

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現代の日本ではこのスケッチもスマホのカメラに駆逐されたのかもしれない。

実際、観光地でスケッチをする時に、周囲の人に見られるからやりにくいと思う。

 

スマホやカメラは気軽で綺麗で時間も要りませんが、

それでも私はスケッチ文化を推奨します。

なんか寂しいもんね

トライアンドエラーで良い作品への確立を高めてみる

とりあえず「やってみる」が大事

よく良い作品は時間をかけたら良いとか言われるが、

時間をかけら作品を「良い」と言われた経験はない。

作者にとって表現方法の合う合わない、特性もあると思いますが。

 

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トライアンドエラーアンドトライ

 

まず行動することが大事、良い道具や環境は後からこだわりゃええんです。

最悪、トイレでもスケッチはできます。

意外とトイレはアイデアが湧く好ポイントだったりします。

スモールステップから本番の制作

いきなり大きく描けますか?

私はビビりなので小さい絵から始めます。

そこから大きな本制作に入ります。

同じ絵を大きく描けない方はこうしたらどうでしょうか?

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いきなり良い構図、テーマはできないと思って、習作・スケッチの時点で

こりゃああかんと思ったら習作の時点で捨てたり、先延ばしにする勇気も必要。

 

あっ私は捨てたり、先延ばしの名人です。

 

たくさんの作品を制作することの意味とは

良作は99%の失敗と1%のひらめき

そんなに極端でなくても、「死ぬまでに1枚できりゃええ」では、ちょっと寂しい。

「納得すると成長が止まる」とか、時間は有限なのだ。

スモールステップで成功体験を少しでも多く経験することが大事。

 

自信のある作品が評価されず、逆に自信が無い方が評価されることもある、

自分のありのままを作品にぶつけて、今がベストな状態で完成というのが理想。

実際は完成までにはあれこれ逡巡するわけですよ

 

これで合ってるのか?(そもそも正解は無い)

もうちょっと練習して煮詰めてみよう(すでに煮詰まってたりする)

もっとテクニックを使って…(たかが知れてる)

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「それでも悩んだ分だけ、大切に作ったものだけ良い作品になるんです。」

と言いたい。

現実はたくさんの作品の中から一筋の光のように良作は評価されるんだと思う。

売れるかどうかは別として

画材の選択が後の人生を変えるかもしれない話

よく「ゆくゆくは油絵をやりたいんですけど」

 

老後や定年退職後の趣味として油絵をやりたいと相談を受けたことがあります。

私は答えにくい質問だなと思うのですが、相談者にこう聞きます。

「油絵は時間かかりますよ、大丈夫ですか?

と丁寧な言葉で半ば残酷とも言える質問を投げかけます。

理由は

「油絵具は乾くのが圧倒的に遅い」

(速乾性の絵具もあるが油絵の特性はあまり活かしにくい。)

 

作品を数多く残さず、思いのこもった作品が数点残れば良いのであれば、

また「油絵を描くゆったりとしたプロセスを楽しみたい」というのであれば、

油絵をおすすめします。

 

ただ、数多く描かずに良作のみを描きたいのは「虫のいい話ではないか?」と思うんです。

そこで速乾性があり「質より量」そして「油絵のような表現もできる」

アクリル絵の具をおすすめします。

乾く前なら水で洗うことができるのでお手軽に始められる。

失敗してもダメージは油絵よりリカバリーしやすい。

あと油絵特有の匂いがない。

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これなら残された時間にたくさんの作品を残すことができます。

匂いで家族に疎まれることなく制作ができます。

 

そんな私も20代から油絵具からアクリル絵具に替えました。

アクリル画を趣味の一つとしておすすめいたします。

好きな作家は結果を出せる人

「好きな作家(アーティスト)はだれですか?」

 

いろいろと浮かびますが、

私は生きている間に「しっかり儲けたアーティスト」が好きです。

どんなに話題性や芸術的価値があろうとも生きてる間に食べていける収入が入らなければプロとは言えません。

 

よく言われるのが「芸術は死んでから価値が出る」

ゴッホのように没後から価値が上がるケースも多かったようですが、

ピカソはバリバリ稼いでました。

このネットの時代に価値を付け、立派に成果を出されている作家もたくさんいらっしゃいます。

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制作から販売までのフローの確立、人脈、ビジネススキル…

私はなんだかんだでお金が好きなんだな。

 えっ?私ですか?食ってけないですよ

自分の色

「色がいいね」

 

学生時代に印象的な言葉の一つでした。

色=独自の色彩とも言い換えられるのかな。

得意な色の使い方をすると言われた言葉。

 

それは白黒のデッサンの時も使われる。

これは「わけがわからん」と思った。

 

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「色が無いのに色がいいとはこれ如何に」

と思いつつ今も「自分の色」とはなんだろか?

自問自答しながら制作しています。